AWS認定 SOA SysOpsアドミニストレーターアソシエイト 合格体験記 ~【180分耐久】長すぎる試験を乗り切る方法~

こんにちは、KimYasです。

先日、AWS認定SysOpsアドミニストレーター資格試験を受験し、無事に合格することができました。

これで過去に取得したSAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)、DVA(デベロッパーアソシエイト)と合わせて、アソシエイト三冠を達成することができました。AWS環境の設計・構築・運用について一定の知識と技術があることの証明にもなるので、素直に嬉しいです。

今回は、合格に至るまでの学習方法や、当日感じたことをまとめていきます。
それでは早速行きましょう!

参考:
AWS認定 SAA ソリューションアーキテクト-アソシエイト 合格体験記(試験勉強編) -最短2か月で合格する勉強法
AWS認定 DVA デベロッパーアソシエイト 合格体験記 ~【急がば回れ】試験勉強が全てじゃない試験対策法~

学習方法

pencil on white smartcase near eyeglasses

これまでの試験と同様に、教本1冊とオンライン問題集を活用しました。
教本:AWS認定資格試験テキスト
問題集:Udemy問題集
※私が使用した問題集は、現在は販売停止中のようです。

テキストはまずは一周さらーっと読み、あとは問題集を繰り返し解いていました。
Udemyの問題集は難しめに作られているので、初見の問題は正答率が30~50%, 二回目で60~80%ぐらいでした。
そんなニッチな知識知らないよ…というような問題もちょこちょことあるので、試験合格のためだけならば、無理に100%になるまで繰り返さなくてもいいと思いました。

そして肝心なのは、ラボ試験対策。
SAA試験やDVA試験とは異なり、今回受験したSOA試験には実技試験(ラボ試験)がありました。
この対策は、思っている以上にしっかりやっておいた方が良いです。
テキストや問題集にもラボ試験を模した演習があるので、その内容のとおりに自分で実際にAWSアカウントを操作し、リソースを作成する練習をしましょう。

「AWSコンソール実際に触るの面倒だし、課金されたら嫌だから解説読むだけでいいや…。」というのはおすすめしません。
やり方を読むだけでは分かった気になるだけで、ほとんど効果がありません。自分で実際に手を動かしましょう。ここにかけた手間の分だけ、試験当日の自信につながります。

試験当日

white and black road sign on green grass field

オンライン受験と試験会場での受験を選択できましたが、私は試験会場での受験を選びました。
これまでどちらも経験してきましたが、私は試験会場の方が集中できるように感じています。

試験会場のデメリットとしては、以下のようなところでしょうか。

  • キーボードが日本語配列(US配列ではない)
  • ディスプレイの明るさや高さを調整できない
  • 周囲で人の出入りが頻繁にある

特にキーボードに関しては、今回はラボ試験で記号の入力をする問題が出る可能性があったので、けっこう気にしていました。
普段USキーボードに慣れていると、日本語配列キーボードでは記号を入力する際だけタイピング初心者みたいになってしまいます。(日本語配列とUS配列とでは、記号のキー配列がかなり異なっています。)
結果的にはキーボードはほとんど使用しなかったので、問題ありませんでした。

オンラインと試験会場、それぞれメリットとデメリットがあるので、自分に合った方を選択すればいいと思います。

問題は英文でも読もう

focus photo of open book

そんなこんなで試験が始まりました。
難易度は、問題によってかなり散っているように感じました。
最初の20問ぐらいは「お、思っていたより簡単かも」と調子よく解き進めていたのですが、途中から「これ…問題文の意味おかしくないか…?」と不安になる問題にちらほら遭遇するようになりました。

こんな時は、必ず英語の問題文も読むようにしていました。
ボタン一つで問題文を日本語⇔英語で切り替えて原文を確認できるのですが、これが本当に役立ちました。
正直なところ、日本語の問題文は、英語の問題文を割とそのまま直訳しているように感じます。
そのため日本語の問題文だけを読んでいると、違う意味に解釈してしまうことが頻発するでしょう。
普段からAWSの公式ドキュメントを英語でも確認するようにしていると、試験でも役に立つはずです。

180分を乗り切るために

photography of a woman meditating

何といっても、今回の試験は通常の選択問題にラボ試験を加えた180分の長丁場。
普通に受験していると最後まで集中力が持つはずがありません。

なので私は1時間に1回、目を閉じて1分ほど深呼吸するという休憩時間を作っていました。
その甲斐あって、試験時間の180分のうちの2分を投資するだけで、最後まで集中力をキープできました。

余談ですが、私は習慣として毎朝瞑想をしています。
目を閉じて深呼吸する、という行動が自分の身体に染みついているので、試験中はたった1分の深呼吸でも効果がありました。
皆さんも、是非この機会に瞑想を習慣にしてはいかがでしょうか。

結果

結果は試験終了から半日ほどでWebサイト上で確認できるようになりました。
得点は1000点満点、763点を獲得して合格することができました。
合格ラインが720点なので、余裕の合格とはいきませんでしたが、ほっと一安心でした。

とはいえ資格取得はあくまでも通過点であり、まだまだあやふやな知識は多々あります。
これからも日々アップデートされ続けるAWS環境にどんどん触れ、実際に手を動かし、経験を積んでいきたいと思います。

まとめ

いかがでしょうか。
今回は、SOA試験の学習法と当日の様子、そして180分の長丁場を乗り切るコツを紹介しました。
この記事がこれからSOA試験を受験しようと考えている方の参考になれば幸いです。

それではまた!

KimYas