AWS認定 SAA ソリューションアーキテクト-アソシエイト 合格体験記(試験当日編) -最短2か月で合格する勉強法
こんにちは、KimYasです。
この記事は、前回投稿した試験勉強編の続きとなります。
まだ読んでいない方は、是非そちらも合わせてご覧ください!
こちらの記事では、SAA試験直前の過ごし方、試験官とのやりとり、試験中に何を考えていたのか等について紹介してきます。
SAA試験を受ける予定のない方にとっても参考になるよう、AWSの専門的な用語は極力省きながら、リアルな様子をお伝えしていきます!
それでは早速行きましょう!
当日朝は5時半に起床
早すぎ、ですよね。笑
でも逆算すると、大体これぐらいに起きるのがベストだと考えて目覚ましをセットしました。
なぜならば…
試験自体は午前8時30分からスタートでした。
自宅でオンライン受験のため家から出る必要が無く、余裕持ちすぎでは…?と思いますよね。
しかし、試験ガイドにはPCの回線チェック等で開始時刻の30分前には席についておくように、との記載があるのです。
つまり、午前8時には席について準備万端の状態である必要があります。
朝起きてから洗面、ご飯を済ませ、テキスト(教本)にさらっと目を通して何問か問題も解いて…とかやっていると、
あっという間に時間は過ぎていきます。
開始時刻直前になってバタバタしないためにも、これぐらいのゆとりは必要ですね。
さらに、人間の脳は、朝起きてから徐々に活性化していき、2~3時間後になってようやくフルのパフォーマンスが発揮できるようになると言われています。
あなたも実感がありませんか?
朝7時に起きて会社に行き、最初は頭がぼーっとしてメールチェック等の頭を使わなくていいルーティン作業を済ませ、
ようやく本腰を入れて本格的に集中し始めるのが朝10時ごろ…のように。
身体はすぐに起きて活動できても、脳がフル回転できるようになるまでは時間差がかなりあるのですね。
これらの理由から、私の場合は試験開始時刻の3時間前である、朝5時半起床で朝のスケジュールを組みました。
後述しますが、実際にこのプランで動いて大成功でした。
ただ、一点気を付けていただきたいことがあります。
いつもより早起きするならば、少なくとも3日前からその時間に起きるようにしてください。
当日だけ早起きしようとしても、身体が慣れていないので逆に負荷がかかります。
ここだけはトップアスリートになった気持ちで、当日に向けてストイックに体内時計を調節しましょう。
就寝時間や食事を摂る時間も合わせられると、より素晴らしいですね◎
私は普段から朝5時半に起きているので、特に対策する必要はありませんでした。
(むしろ普段の生活リズムに合わせて、午前8時半開始の試験を選んだというのが正しいですね。)
試験直前に絶対やっておきたい、ある一つの行動とは?
起床後はいつも通りの食事を済ませて身なりを整え、試験開始一時間前には机の前に着席。
パラパラっとテキストを見返して、基本的な用語を見返して…というのでもいいでしょう。
直前に新しい知識を詰め込もうとしても、焦って良くないですもんね。
ただ、一つだけ必ずやっておきたいことがあります。
問題を実際に何問か解いてください。これがめちゃくちゃ重要です。
これは、脳を活性化させるために行います。
本番で問題から正答を導くためには、問題文を読み取り、問題文に記述されたアーキテクチャ(リソースの構成)をイメージし、
選択肢の正誤判断をして…といった具合に、脳をフル回転させる必要があります。
この脳をフル回転させる練習を、試験直前に行うのです。
こうすることで、第一問目からフルパワーで問題に挑めます。
実際、私はSAA試験の前に受けたクラウドプラクティショナー(CLF)試験の時に、これを怠ったために痛い目に遭いました。
第一問目の問題文を読んでも、内容が頭に入ってこないのです。
最初の10問ぐらいはどこかふわふわと浮わついた頭のまま進行し、このままではマズい…と内心とても焦りました。
それからようやく脳が動き始め、何とか乗り切ることができました。
本番と同様の練習を直前に行っておくことが、本当に大切ですね。
単にテキストを見て用語の意味や定義を見返すだけでは、脳は一部分しか動いてくれません。
是非これから試験を受けようとしている方は、参考にしてみてください。
試験官と英語でやり取り。剛速球の英語にしどろもどろ…
脳のウォームアップが無事完了し、万全の状態で午前8時を迎えました。
オンライン試験のアカウントにログインし、必要な手続き(マイク&カメラチェック、ネット回線チェック、身分証明書、部屋の4方向の写真を専用アプリでアップロード等)を済ませて待機していると、試験官からHi, Hello!と声がかかりました。
私はピアソンVUE試験を申し込み、試験官との言語は英語を選択していたため、ここは英語でやりとりをしなければなりません。
(日本語も選択できますが、英語の方が試験開始時刻を柔軟に選択しやすいんです。午前3時開始の時間なんかも取れます。)
私は普段から英語に触れる練習をしているので割と会話には自信があったんです。が、、、試験官の話す速度は本当に早くてほとんど聞き取れませんでした。
Could you speak more slowly? と、ゆっくり話すようお願いしたものの、ゆっくり話してくれたのは直後の一瞬だけでした。笑
話している内容自体は「机の後ろ側をwebカメラで映して見せて。」とか「腕まくりをして、時計をはめていないか確認させて。」といった
簡単な会話なんですが、一発では本当に聞き取れませんでした。
試験官の方、何度も聞きなおしてすみませんでした。。。リスニング力、もっと鍛えます。
試験が始まってもいないのに途中で心が折れそうになりましたが、最後にGood luck!と声をかけてくれて嬉しかったです。
ということで、英語に相当自信がある方でなければ、試験官との言語が日本語の枠を予約することをお勧めします。
私のように、こんな所で精神をすり減らさないでくださいね。笑
試験スタート!第一問目は…
何とか試験官とのやり取りを終え、あとは試験開始ボタンを押すだけ。
若干心が乱れたものの、フーーっとゆっくり深呼吸。
目をつむって平静を取り戻し、開始ボタンをクリック。
一問目の問題文が表示され、いよいよ130分の試験時間カウントがスタートしました。
問題文を目で追っていくと、直前に問題文を読む練習をしていたためか、文章がすっと頭に入ってきました。
問題文は短くシンプルな問い。選択肢も用語が並んでいるだけで短い。基本的な内容だったので、すぐに回答もわかりました。
続く二問目、三問目もソツなくこなし、五問目を解き終えた段階で「これはいける…!」と確かな手ごたえを感じました。
中盤、難しい問題や知らない用語が出てくる問題に続けて遭遇し、時間を取られてしまったものの、
最後の六十五問目を解き終えた時点で、20分ほど時間を余らせることができました。
見直しマークを付けていたところを見返し、一部回答を修正したところでタイムアップ。
130分間、最初から最後まで集中しきりました。
130分の試験が無事終了。結果は…
試験後に画面に表示されたアンケートに回答して送信ボタンをクリック。
試験の結果がただちに表示され、そこには「合格」の文字が。
思わずウェブカメラに向かってガッツポーズしてしまいました。笑
数時間後、Web上でスコアレポートを閲覧できるようになりました。
点数は1000点満点中、773点でした。(合格ラインは720点)
余裕の合格とはいきませんでしたが、無事に合格できてホッとしました。
とはいえ、まだまだ理解が浅いところがあるというのは事実。
試験合格はあくまでも通過点であり、目的ではありません。
理解が不十分なところはハンズオン等で実際に手を動かして学んでいき、
これから仕事にAWSの知識・技能をを生かしていきたいと思います。
まとめ
以上、試験当日の朝から本番中、結果までお送りしてきました。
少しでも参考になったところがあれば幸いです。
これからAWSの勉強をしようと思っている方は、是非頑張ってください!!
KimYas